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報告書

ナトリウム火災防護設備基礎試験

川部 隆平*; 姫野 嘉昭; 藤枝 平*; 奥村 泰伸*; 佐藤 稔*

PNC TN941 84-124, 56 Pages, 1984/08

PNC-TN941-84-124.pdf:3.89MB

ナトリウム漏洩・火災基礎試験装置(SOFT-1)において次に示す3回の試験を行った。(1)Run-A1‥ナトリウム燃焼現象の把握を目的として180-のナトリウムをプール燃焼させ,ナトリウム中の温度変化,燃焼速度等を求めた。(2)Run-B1‥火災抑制板の性能評価を目的として,燃焼中のナトリウム180-をスリットを有する板で覆い,燃焼抑制効果を求めた。また,連通管の機能およびその健全性を確認するために約530$$^{circ}C$$まで昇温させたナトリウムを連通管を通してドレンさせる試験を行った。(3)Run-B2‥ライナ上のナトリウムの燃焼・流動挙動を解明するため,505$$^{circ}C$$,約180-のナトリウムを大きさ1.2m$$times$$2.4mで,1/100勾配を有する鋼板上に流出させて,温度変化・残留物重量等を測定した。(ii)これらの結果,以下のことが明らかになった。(i)ナトリウムを400$$^{circ}C$$に加熱した状態で空気に触れさせたところ着火した。(iii)ナトリウム表面温度は7分後に約650$$^{circ}C$$となり,その後ほぼ一定となった。(iv)火災抑制板上の空気流が強制対流という保守側の条件のもとでも,火災抑制板(開口面積比1%)の在る時の燃焼速度は,開放プールのそれの約3%に,エアロゾル発生速度は約5%に減少した。(v)室温の連通管壁へ燃焼ナトリウムをドレンさせた鴉合の最大熱流束は1.2$$times$$10$$times$$6W/m$$times$$2であった。なお,試験後に行ったカラーチェックでは,この時の連通管の管壁にはクラック等は検出されなかった。ライナ試験Run-B2では,ナトリウムの供給終了後に,ライナ上に多量の酸化物が残り,これらが燈芯状に作用してナトリウムの燃焼が進み,ライナ温度は,供袷ナトリウム温度より138$$^{circ}C$$高い643$$^{circ}C$$に達した。この試験の終了後にライナ上に残った酸化物量は単位面積あたり8.7kg/m$$times$$2であった。ライナ上でのナトリウムの最高温度,流速,燃焼速度,ライナヘの最大熱伝達率は,それぞれ700$$^{circ}C$$,0.1m/s,5gNa/m$$times$$2s,1200W/m$$times$$2$$^{circ}C$$であった。連通管に入る固形物量は少なく,供袷ナトリウム量の0.14%であった。エアロゾルの最大発生速度は,1.8gNa/m$$times$$2s(6.84kgNa/m$$times$$2hr),観測された最大エアロゾル濃度は32gNa/m$$times$$3であった。

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